社会保険はサラリーマンだと給料から天引きされるので、毎年いくら払っているのかを気にしたことさえなかったです。そして、なにも考えず会社から支給される保険証を使って病院に行けば国民皆保険制度により自己負担3割で医療サービスを受けていました。これが全額負担になるのももちろん大変ですし、いつ何が起こるかわからないことを考えると国民皆保険制度にお世話になる必要があります(公的健康保険への加入は国民の義務です)

社会保険
勤め先の会社を介して加入し、会社と個人で半分ずつ支払われ、個人分は給料から天引きされる (参考:だいたい給与の約5%、上限573万円)

国民健康保険
フリーランスや自営業などが加入し、所得が上がればその分保険料の負担も増える(参考:所得-控除(43万円)× 7.16%、上限104万円)

なんですが、会社を脱サラしてもどれかに加入する義務があります。保険料を安くするためにどういった選択肢があるか調べたところ下記、3つの選択肢がありました。

①任意継続制度の活用
②扶養家族に入る
③国民健康保険へ加入

①任意継続制度の活用
もともと勤務していた会社の社会保険に継続して加入する方法。2年間可能なようですが、保険料はこれまでの金額と同じ+会社が負担してくれていた分も自己負担になる。会社を辞めても、今まで以上の収入がある場合は選択肢になるかと思いましたが、私の場合は却下。

②扶養家族に入る
こちらは会社員の配偶者や親の扶養家族に入れば、私が個人的に保険料を納める必要がなくなり、一見お得?と思ったのですが、所得が年間130万円以下という制限があり、これからフリーランスで稼ぐぞ!と思ったら却下。

③国民健康保険へ加入
一旦、この選択肢に決めました。退職後、収入が減る場合は減免処置が自治体によって準備されています。ただ、会社を自己都合でやめた場合は解雇や倒産というカテゴリーの減免を受けられないことが多いようで、所得の激減を示す必要があります。これも市区町村で何割減だと減免になるかが異なるのでお住まいの市区町村のHPなどで確認する必要がありそうです。私が住んでる市区町村では
”国民健康保険料額を算定する際、失業された本人の給与所得を30/100として保険料額を計算します”と記載があったので1年間はこの計算で減免が受けられそうです。

とは言え、「一旦」国民保険へ加入を決断した理由は減免措置を受けながらフリーランスとして収入を増やしていきたいのですが、国民健康保険には扶養の概念もなく(家族がいる方は家族全員加入が必須でかなりの額に)収入が増えれば、保険料も高くなるので、フリーランスにとってはかなり厳しい制度です。

そこで法人設立も選択肢として検討するのがよいのかなと思います!ざっくり説明すると、法人設立し、国民健康保険料を最小限に抑えるという考えです。この詳細はこちらのYoutubeで紹介してくれているので興味のある方はご覧ください^^https://www.youtube.com/watch?v=zmulq35s1K0&t=1138s&pp=ygUk44GK6YeR44Gu5aSn5a2m44CA44OV44Oq44O844Op44Oz44K5

今まで会社員だと気にもしていなかった制度や「お金」の知識は自分のお金を守る上でとても大事だな〜と改めて思う今日このごろです。今日は国民健康保険のお話でしたが、年金や住民税に関わる「お金」のことを次回は書きます。

では今日もキラキラしたよい1日を〜

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